自宅の絵本はどのように収納していますか?
なんとなく収納しているその絵本も、収納の仕方を変えるだけでプログラミング教育の教材に変身しちゃうんです!
この記事は2021年1月20日に「こそだてアプデ」からお引っ越ししました。
今回は、
新しく教材やおもちゃを買う必要なし!
今おうちにある絵本で、プログラミング的思考を体験できる並び替え遊びをご紹介します。
こんなことができる子に
2つを比べられる
片付けついでにできるのからおすすめ★
まだ2つを比べることが難しい子でもできる遊びがあるのでぜひ最後まで読んでいってください。
学習テーマ:並べ替え
今回の学習テーマは
「並べ替え」
コンピュータは、たくさんのデータを処理するときに、決められた法則で並べ替えることで速く処理できるようにすることがあります。
私たちの身の回りでも、物を決まった順番に並べることがありますね。
今回は、絵本を使って色々な並び順に並べ替えてみましょう。
- 大きさの違う絵本…5冊
同じ大きさの本が出てくると難しくなってしまうので、大きさがすべて違う方が良いです。
本の数が増えるほど、並べ替える回数が増えます。
お子さんの出来具合に合わせて本の数を調整してください。
【完全版】絵本おすすめ一覧!1万冊読んだ中から厳選!年齢ジャンル別
おうち知育辞典/みみみみ
絵本を背が低い順に並べよう
5冊の絵本を背が低い順になるように本棚に並べてみましょう。
考えるポイントは、どのような手順で並べるかです。
親子でやる場合には、お子さんの手順をしっかり観察しておきます。
お子さんに並べ方の手順を話してもらいながらやるとより良いですね。
このように「法則に基づいて並び替える」という考えも、プログラミング的思考で活躍します。
- 背が低い順
- 背が高い順
- あいうえお順
絵本でできる並び順を考えて、実際に色々な並び替えをしてみましょう。
これからの子向け
まだ2つを比べることが難しい子には、どっち?遊びで比べることを覚えてもらいましょう。
絵本を読むときに、
- どっち読む?
- 大きい絵本はどっち?
という風に2つを比較するというトレーニングをします。
日常の何気ない会話で考える力が身につきますね。
+One もっと知りたい人へ

もっと知りたい人へ。
今回の並べ替え遊びは、ソートアルゴリズムをもとにしました。
遊びの中でも取り入れられる簡単なソートアルゴリズムは2つ。
セレクションソート(基本選択法)
インサーションソート(基本挿入法)
セレクションソートとは
セレクションソートとは、データの中から最も小さい(または最も大きい)値を探し、それを1番目に入れ替えていく方法です。
確定したデータを除いて、繰り返し入れ替えていくことで並べ替えをします。
インサーションソートとは
インサーションソートとは、まだ整列されていないデータを1つずつ取り出し、整列されたデータの適切な位置に挿入していく方法です。
インサーションソートは、本を並べるときに使っている人も多いのではないでしょうか。
並べ替えの方法は、目的やデータの形によって使いやすさ・処理の速さに違いが出てきます。
一番いい方法を選んで使うというのが大事ですね。
他にもソートのアルゴリズムがあるので、気になる人は検索エンジンを使って調べてみてくださいね。
絵本で並び替え遊びをやってみよう
今回は並び順と並べ替えの方法について学習しました。
色々な順番を考えることで、発想力も上がりますね♪
どんな順番で並べるか、どのように並べていくか、考えながら片付けを楽しみましょう。